私たちについて

子どもは舞台芸術体験やあそび文化体験を通して、さまざまに情感をふるわせ、いろいろな人と出会って多様な価値観に触れ、育っていきます。
しかし、今、ともすれば人々の絆が失われ、生活体験が乏しくなっていく地域社会に危機感を感じています。
私たちは、子どもたち自らが選び、決定し、自信を持って表現し、生き生きと発展的に文化を創っていく『子どもの文化権』を保障する豊かな地域社会をめざします。
こどもライブフェスタ
“11.14埼玉県民の日を子どもの文化の日に”を掲げ、県内の子ども劇場おやこ劇場をはじめとする諸団体を支援し、地域(子どもの生活圏)で子どもの文化活動をつくっています。


学校での体験活動が縮小されている今、子どもたちの心の健康にとって地域でのあそび文化体験が欠かせません。
コロナ禍で我慢を強いられている子どもたちにとって、競争や評価のない体験ーとことんあそぶ、アーティストに出会ってドキドキする、仲間と一緒にワクワクするーそんな体験がいつも以上に求められています。
子どもたちの生活圏でのあそび文化体験は、子どもの日常そして成長に欠かせない心の栄養・必要不可欠の活動です。コロナ禍にあってもこの灯は消せないのです。

活動実績
ワークショップ、アート体験、舞台鑑賞など、
およそ30を超える企画を実施し
約6000人にもなる方々に
ご参加いただいております。






コンセプト
withコロナと言われている環境の中で、こどものあそびは、個々にプログラムや道具が与えらる傾向にあり、人との関わりが少なくなっています。
また、自らあそびを作っていく感覚が大人の中にも減ってきています。 さらに、地域においても、子どもと大人が一緒に体験する行事も減少しています。
コロナ感染症のまん延を防止する策とはいえ、子ども達の成長段階の2年間で、体験できなかったものを取り戻すことができるのかという不安もあります。
「子どもひとりが育つには、ひとつの村が必要だ」というアフリカのことわざがあります。この活動を通して、子どもの暮らす生活圏の中でアーティストや地域の大人と出会い、ワクワクドキドキする体験が出来る場を作っています。
また、子ども達が継続的にたくさんの地域の大人とかかわることで、面識社会を作り、地域への愛着をもって、豊かに暮らせる社会を目指しています。
お問い合わせ
代表あいさつ

県民の日を子どもの文化の日に!と掲げて開催してきた「こどもライブフェスタ」は、2021年度で15年目を迎えました。
継続するコロナ禍で、活動の自粛や三密回避が叫ばれる中でしたが、「今こそ地域(子どもの生活圏)で文化体験を!」と、会場ごとに様々に工夫しながら舞台鑑賞・あそび・表現ワークショップなど2022.10/10~12/12まで県内11市36か所で開催しました。
とことんあそぶ、アーティストに出会ってドキドキする、仲間と一緒にワクワクする…そんな体験は、子どもの日常そして成長に欠かせない心の栄養です。
経済を止められないと、大人が制限を緩和しイベントや飲食などに動き出す一方で、子どもたちの対策は遅れています。
給食は15分以内での黙食、合唱は中止。2年間のマスク生活で、マスクを取ったお友だちの顔を知らないといいます。
「こどもライブフェスタ」は、我慢を強いられている子どもたちにとって貴重な体験の場であるだけではなく、地域の大人が共に楽しみ、彼らの声を聴いて内なる思いに気づき共感する機会としても、とても大切な場となりました。
これからも、「こどもライブフェスタ」は、子どもたちが自信と誇りを持って生きていく社会をを目指して子どもの生活圏「子どもの文化体験」の場を創りだしていきます。
特定非営利活動法人 子ども劇場おやこ劇場埼玉センター
三澤江津子
団体概要
事業名 | 特定非営利活動法人 子ども劇場おやこ劇場埼玉センター |
所在地 | 338-0832 埼玉県さいたま市桜区西堀8-13-12 中浦和アローハイツ107 |
電話番号 FAX番号 | 048-767-8666 |